シフトテクノロジー東京セミナー:国内における保険業界のイノベーションに向けたAI戦略をテーマに

by Tetsuo Kaji

先月東京で開催された、シフトテクノロジーによるセミナーイベント「保険業務のイノベーションを加速するAI戦略」には、生命保険、損害保険、共済組合から、経営層、企画部門、査定部門、デジタル戦略部門、内部監査部門を中心に120名以上が参加しました。AI戦略をテーマにした各講演に対する参加者の方からの関心は高く、近年注目を集めているインシュアテックの中でも特にAIに対する日本の保険会社の注目度の高さを改めて確認するものでした。

現在の日本の保険業界において、イシュアテックは最も関心の高いテーマの一つといえるでしょう。中でもAIは、保険会社の戦略的イノベーションを推進するための重要な鍵として捉えられるようになっています。

今回のセミナーで参加者が特に注目していたのは次の2つのトピックでした。
一つは、AIによって保険支払い業務を自動化することでいかに優れた顧客体験を提供できるか、そしてもう一つは、マネーロンダリングや企業の内部不正、共謀などのネットワーク不正を効率的に検知し、抑止するためのAIの活用についてでした。これらのトピックに関する講演を通じて、参加者に対してより具体的な解決方法を示すことが、今回のイベントにおける目標でしたが、概ね達成できたのではないかと感じました。

欧米の保険業界だけでなく日本国内においても、最新テクノロジーの導入によって、消費者向けオンラインサービスと連携したサービスの質を向上し、顧客体験の更なる向上を図ることは喫緊の課題です。今回のセミナーイベントで最も大きな反応が見られた講演の一つが、シフトテクノロジーが提供する保険金支払いの自動化ソリューション「Luke」の紹介デモでした。デモでは、保険金請求から支払いまでの全ての業務プロセスをAIによって自動化する方法を示しただけではありません。参加者からは、保険契約者に対して簡単で迅速な顧客体験をいかに提供できるかを、実際のデモを見ることによって視覚的に理解することできたとの感想を数多くいただきました。

また、セミナー第二部のシフトテクノロジーの講演では、マネーロンダリングおよび内部不正リスクに対する海外での対策事例や、不正ネットワークにおける人と人とのつながりやそれぞれの行動をAIがどのように可視化できるのかを紹介し、保険会社が正当な行為と疑わしい行為をより明確に区別する具体的な方法を示しました。この講演については、生命保険会社のコンプライアンス部門や内部監査部門などを中心とした参加者の方から大きな反響があり、犯罪組織によるマネーロンダリングや内部不正リスクへの対策についての関心の高さを再確認しました。

保険業界の提供するサービスと業務は、イノベーションによって急激に変化しています。シフトテクノロジーでは、これらの課題に対して、AIテクノロジーの活用を通じて保険会社をサポートすることができると考えています。今回のセミナーイベントでは、シフトテクノロジーが提供するAIテクノロジーの効果的な活用による、社内プロセスと顧客体験の劇的な変革の可能性の一端を、日本の保険会社の皆さまと共有することができたのではと感じています。

Shift Perspectives

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